審査員評

審査していて一番、いいと思った作家です。
最新流行ではありませんが昔のアナログの絵本のような良さがある絵柄です。
日本の若いイラストレーターには無い西洋的な伝統の良さを感じます。
エディトリアルにすぐにでも使えますが、絵本作家としても見てみたいです。
サラという名前もいいですね。

大西信之（画家）

藍をベースにしつつ繊細な色使いにもかかわらず、力強さと優しさを兼ね備えた作品といえるでしょう。
植物や生物（魚）の中に違和感なく人物が描かれ、見るものを飽きさせない作品になっていると思います。

上島秀幸 (ブラス出版)

大胆な構成と限定した色数、物語性をとてもシンプルにまとめ上げた力強さを感じます。　　　　　　　　　　
漂う音、空気、思いに引き込まれました。　　　　　　　
飾っておきたい作品だと思います。

溝口真一（株式会社 ビットウィン 所長）

少ない色数で描かれておりながら、半面様々な技術が織り込まれている作品です。
他の作家さん方も勉強になるのではないかと思います。

長尾洋平 (RoughStone 代表)

イタリアの作家です。　
色数を極力抑えて、センスの良さを感じます。
自然との共存がテーマでしょうか?
シュールな表現がいいです。

蟹江隆広（日本イラストレーター協会 会長）

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