日本イラストレーター協会

最優秀映像イラストレーター賞

2016年に納品され映像に使用された作品の中で最も優れた作品です。
映像とは、ここではテレビ、ビデオ、DVD、インターネット、携帯など印刷媒体以外のものを指します。

 Studio-JUNKS

【クライアント】
ミュージック・ステムワークス合同会社

【使用媒体】
モバイル及びパソコンのアプリケーションソフト

【作品に関するコメント】
イラスト納品後、開発に時間を要し11月24日にようやく世界リリースされた「セッショントラック」の操作画面イラストです。
デジタル物ですがあえて60年代のアナログミキサー風にしたことでユーザー(楽器奏者)の気分を盛り上げます。
自然な動きを再現するのにノブの陰影、点灯・消灯、視認性を重視しました。
静止画とは違いインタラクティブを意識した描き方は触ってみて初めてその完成度を確認できます。
世界公開のお仕事は初めてでしたので、これをきっかけにアプリ用のリアルイラストのご依頼が増える事を期待しています。

審査コメント

個人的にはこういう機器には詳しくないのですが、それでもアナログ機器の温もりや明確さというのが伝わってきました。
デジタルなのに、機械いじりの楽しさを感じることが出来て、精密さの中に面白さを感じることが出来る作品だと思いました。

松田ゆう


アプリ用に使用されるメカニックなイラストは華やかさが増します。
世界にも通用できる素晴らしいクオリティだと思います。

内野 僚子


モバイル及びパソコンのアプリケーションソフトに使用されたとのことですが、世界公開というのが大きな受賞理由です。
世界中の音楽好きが楽しめるソフトになることが期待できそうです。
イラストのクオリティーも高いと思います。

蟹江 隆広