日本イラストレーター協会

イラストレーター・オブ・ザ・イヤー2013

 2013年に最も活躍されたイラストレーターです。

 菊池 潤

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■クライアント名
NTTグループ

■使用媒体
ブースの装飾 大判出力によるカキワリ size:W6メートル×H2.7メートル

■作品に対するコメント
東京ビッグサイトにて開催された「第4回教育ITソリューション EXPO」で使用したリアルなカキワリイラストです。一昨年木造校舎の教室3面を作成し(未エントリー)大変ご好評頂き、今年も1面ですがご依頼頂きました。展示場や会議室であたかも学校の教室に居る様な錯覚を起こすと楽しいお仕事でした。※一部写真を加工しています


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■クライアント名
気象庁

■使用媒体
教育機関、地方自治体に配布するリーフレット

津波警報の改訂に伴い、津波の知識、発生時の対処等を子供達に解り易く説明する為のリーフレット用イラストです。公式サイトhttp://www.jma.go.jp/jma/kishou/books/tsunami201306/index.html 改定前のリーフレットは気象庁内でイラストを起こしていた様でやや判り辛く、震災後の復興に何か自分に出来る事はないか?とずっと思っていおりましたのでとても達成感がありました。


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■クライアント名
J Storm Inc

■使用媒体
販促グッズ(ゲーム・ポスター・文具etc.)

■作品に対するコメント
5月に全国ロードショーの映画「俺俺」の公開前~11月のDVD/ブルーレイ発売までの長期間にゲームやグッズ各種媒体で活用して頂きました。
公開前はイラストが楽しいとYahoo!ニュースでも取り上げられました。
公式サイト:http://ore-ore.jp/index.html 監督のご意向で修正は多かったですが、クランクアップ時に主演の亀梨和也さんともお会いでき、思い出深いお仕事になりました。

 審査員コメント

日本最大級の会場と大勢の教育関係者他、洋々な人の集まり、その中においての相応しい媒体に感服致しました。

内野 僚子


大賞受賞、おめでとうございます。出品されたどの作品も抜群の安定感です。
特にマップは砕心されたのではないでしょうか。
誰にでもわかりやすく、誤解をうむことがないよう配慮されていて、要点がきちんと伝わる仕上がりになっていると思いました。

聖~Mina~


まさに教室にいるかのような錯覚を起こさせてくれる等身大のイラスト。
これだけの大きさで使用されるイラストにも関わらず、細部まで丁寧に仕上げられており、また教室らしいアイテムの配置にプロの技量の高さとセンスを感じさせる。

まるやまえみこ


集計で一番ポイントが高かったのはNTTコミュニケーションズ(株)の作品ですが、参考のため出品作品を3点ともアップしました。
どの作品も確かな技量を感じますし、クライアントのニーズに的確に応えた作品だと思います。
個性的な作品ではないですが、他のアーティストとは違い、イラストレーターの仕事はクライアントのニーズに応えることが重要です。

蟹江 隆広