日本イラストレーター協会

最優秀出版イラスト賞

2019年に納品された出版関係で使用されたイラストの中で最も優れた作品です。

上月 伸仁

【クライアント】
学研プラス

【使用媒体】
学研の図鑑 『キン肉マン「超人」』

【作品に関するコメント】
デフォルメや遠近法などの強調は一切行わない客観的な図鑑らしい絵とし、漫画の絵柄を生物としてリアリティのある再現を求められました。
超人の絵をはじめ情景画などを計90点描きましたが、特に見開きであります「本当の大きさ」の実物大を想定して描いたバッファーローマンのロングホーンの絵は、この図鑑の目玉ページとしてインターネット上で告知され、どの報道サイトに大きくも取り上げられておりました。
また、大型図鑑として異例の予約だけでもamazon全書籍売れ筋ランキングで10日間1位と、テレビなど各メディアでその売れ行きが注目されるなど、学研社内でもこの図鑑が社長賞を受賞したとの事です。

審査コメント


ひとつの時代を作った「キン肉マン」に関する制作物。
関わった世代の人たちが間違いなく心を熱くする図鑑ですよね。
全体的にリアルに描かれている事に加えて実物大を想定した部分もありファンにはたまらないです。
自分自身、予約購入した後にJIAの方が制作に関わっている事を知りました・・・・・ただただ羨ましいです。笑

太田 敏嗣


「上月伸仁さん」の素晴らしいリアル描画の作品は、もう全てのジャンルで活躍されていると、今更ながら気付き敬服しております。
老若男女、全ての方々に親しまれるイラストは、並々ならぬ経歴の努力と素敵なお人柄に寄るものだと思いました。

内野 僚子


漫画やアニメのキャラクターは根強い人気がありますね。
子供の頃に好きだったキャラクターは大人になっても忘れられません。
家族や友達、ペットのように自分ょ取り巻く仲間たちのようなものでしょう。
90点ものイラストを描き、売れ行きも大変よかったということで、イラストレーター冥利に尽きる仕事だと思います。

蟹江 隆広