2018年に広告媒体に使用目的の為に納品された作品の中で最も優れた作品です。
【クライアント】
西日本鉄道株式会社
【使用媒体】
A4三折りリーフレット 全33回(Vol.1~32+特別号)
【作品に関するコメント】
西日本鉄道株式会社の不動産住宅事業「にしてつホーム」で展開するツール。
マイホームづくりに対する「等身大の疑問」や「見落としがちな視点」をテーマに、愉快なファミリー(パパ、ママ、お姉ちゃん、お兄ちゃん、赤ちゃん、ネコ)と、個性的なキャラクターDr.ニシホーが繰り広げる、お笑い要素満載のリーフレットです。
押さえる所をキチンと押さえたしっかしり真面目な文字情報から、いかに面白おかしく愉快で分かりやすいイラストを描き出すか、全てのイラストに一捻り二捻りのアイデアを考えだすところから遊び心たっぷりに楽しんだ仕事でした。(1号につき平均12.5カット、合計414カット)
クライアント内でも非常に高い評価をいただき、毎号毎号新作が出来るのをワクワクと待ってくださったのが嬉しく、その気持ちがまた次号に活きるという好循環が生まれた仕事です。
来年(2019年)からは他の営業所でも改版シリーズがリリースされることになりました。
同一シリーズで全33回という長編は個人的には最長で、今年のライフワークの一つとしても記憶に残る仕事となりました。
個性の光る作品が魅力的な作家さんだと思います。
デジタルのイラストは個性を生かすのがなかなか難しいですが、作品からアーティストさんの溢れる才能が垣間見られます。
人物の表情も生き生きしていて魅力的です。
山本さとこ
ひと目見ただけでちょっと見てみたくなるような、動きやストーリーがあるイラストで、少し読むのに難しい話などを読みやすくするのに凄く役立っています。
シリーズとしてもまとまった数があり全種類集めてみたくなります。
太田 敏嗣
道田さんのほんわかとした親しみやすいイラストはリーフレットに33回もの掲載される程、広告イラストの絶大なるスキルが証明されています。
内野 僚子
まず広告主が西日本鉄道株式会社ということで、メジャーな会社ということが評価されました。
それから不動産という難しい内容のパンフレットを読みやすくするために、コミカルなイラストがぴったりで、イラストの役割を十分に果たしていると思います。
蟹江 隆広