日本イラストレーター協会

最優秀広告イラスト賞

2022年に広告媒体に使用目的の為に納品された作品の中で最も優れた作品です。

佐藤 勝則(Katsunori Sato)

【クライアント】
横浜新都市センター市民フロア

【使用媒体】
看板、ポスター、クリアファイル、エコバッグ

【作品に関するコメント】
そごう横浜店市民フロアの大看板3枚用のイラストというご依頼をいただきましたので3点のイラストにストーリー性を持たせて描きました。横浜みなとみらいを旅する女性とおともするノラ猫を1日の時系列で描き、街の美しさや楽しさを表現致しました。

審査員コメント


市民が休日に馳せる思いや期待感を、ほのぼのとしたタッチの女性とノラ猫に投影し、昼、夕方、今宵の過ごし方を大いに膨らませてくれます。
市民フロアとベイエリアをつなぐパイプ役を担う地下通路で、効果的な演出をしている優れたお仕事だと感じました。

上月 伸仁


横浜みなとみらいの街の魅力がしっかりと表現されており、 佐藤さんの持ち味である、暖かさや懐かしさの感じられる作風もしっかり生かされ、 印刷物全体のクオリティが高いものになっていると感じました。
特に、地下通路の看板は、イラストのインパクトも大きく、通る人たちの目を引いただろうと思います。

唄西 繭子


横浜の見所を風景画を観るように、絵本のように繰り広がれています。
ノスタルジックな情緒溢れるイラストにも沢山の注目を集めた事でしょう。

内野 僚子


横浜の地下鉄の通路に掲げられた高さ1.7mで幅2mの大看板で、日中、夕方、夜の3部作ということで、多くの人の目に留まり、楽しんでいただけたと思う。
他に縦位置のポスターやクリアファイル、エコバッグにも使用されて、イラストの果たした役割は大きい。

蟹江 隆広