第8回インターナショナル・イラストレーション・コンペティション総評

日本イラストレーター協会が主催する2007年度第8回インターナショナル・イラストレーション・イラストレーションの公募展の入選作品の発表です。

|受賞者一覧|

審査方法

審査員はイラストレーター2名、イラストコーディネーター、アーチスト、、そしてJIAの代表の5人で構成しました。

1番いいと思う作品に対して10ポイント、2番目にと思う作家に7ポイント、その他の入賞候補に4ポイント、さらに入選候補に1ポイントづつ入れてもらいました。

最終的に5人の審査員のポイントを集計して、各賞を決定しました。

最優秀賞には35pt獲得した西岡良太さんが昨年に続き選ばれました。

優秀賞には23ptを獲得した横田武秋さんが選ばれました。

19ptから11ptまでを入賞に、10ptから3ptまでを佳作としました。

Bes in 立体オブジェ賞、Bes in クラフト賞、Best in キャラクター賞、Bet in 版画賞は11pt以上で該当する作品がありませんでした。

Best in 3D-CG賞は3D作品で11pt以上の作品がなかった為、代わりにBest in CG賞に変えました。


全体評

イラストコーディネーター 小堀 眞由美

絵を見てもらうことに皆さん慣れてきた感じがします。

クオリティーも上がってきており、イラストを描くことから、見てもらうことを意識しつつ、自分の世界観を上手に表現できる方が増えたように感じて感動しています。

中にはプロのイラストレーターをしのぐのでは??という力作や大作が多数あり、驚いています。

セレクトしただけで一生懸命描いているところが想像できるようなパワーを持つイラストが多数ありました。

オリジナルな世界観を表現することが全体的なスキルアップと何か関連性があるのでしょうか?

続けて出品されている方の新しいアイデアと表現法に進化を感じました。


イラストレーター 五十川 栄一

普段、自分がデジタルばかりでしたので、特に手描きの作品には新鮮さを覚えました。

画面が大きい作品は、作業時間を考えると感動してしまうものもありました。

基本的にアナログ、デジタル、また作品の大小関係なく、皆さん真剣な想いで、クリエイティブしているのを感じられて、逆にこちらが勉強させて頂きました。

これからも人に喜びや感動を与えられる作品を描いていきましょう。


アーチスト おじゃらりか

去年に引き続き、また、審査をさせていただくことになり、身の引き締まる思いで拝見させていただきました。

日本イラストレーター協会の、インターナショナル・イラストレーション・コンペティションは、イラストを描かれる方の、登竜門的な公募展です。

これからイラストの仕事を発展させてゆきたい方の作品を世に出す場であり、審査はこれから仕事を頼みたい方が、安心して仕事を依頼できるという、力のある方を選び出す場でもあります。

ですから、審査のポイントというのは、

●作品の完成度の高さ
●作風の幅広さ
●カレンダーや、カットになったときの受け入れやすさ
●人物の表情や、手足がきちんと描けているのか
●思わず仕事を頼んでしまいたくなる「ああ、いいなあ」という良さがあるかどうか
●作品に動きがあるのかどうか
●色がキレイなのかどうか
●丁寧に描かれているのかどうか
●独自の画風があるのかどうか
●作家の視点による、面白い部分が加えられているのかどうか

などを中心に評価をさせていただいています。

もちろん、全部を満たす作品というのはありませんけど、いくつかを満たしている作品というのは多かったです。

イラストのお仕事というのは、数ある競合作家さんに混じって作品を出し合い、その中で一番良い作品だけが採用されるという、厳しい世界であります。

いくつか作品を出して下さっている方は、作品の総合力を判断しやすいです。

またイラストレーターの最初の仕事は、人物のカットなどの、ありきたりで目立たないお仕事からスタートする場合が多いです。

力作であっても公募展に出す作品は、手足を省略せずに、きちんと作品が作れるということをアピールすると良いと思います。

絵が好きから、絵で稼ぐために、コツコツと力を上げる練習を重ねた人だけが、最初の仕事を手にすることが出来ます。

最初の仕事がきたら、次の仕事もいただけるように、一生懸命に描きましょう。

時間のあるときには、自分の作品も作り進み、また、来年イラストの公募展に応募してみましょう。

自由で、新しい風を感じることの作品に、多く出会えますことを楽しみにしています。

立体や、クラフト作品は、思いのほかニーズがあったりもします。

新しい表現や、15秒ぐらいのアニメーションにもチャレンジしてみると、お仕事がぐっと身近になると思います。

私も、若い方に負けないように、また一枚を描こうと思います。


イラストレーター 大橋 紀子

様々な技法の、それぞれの魅力を堪能させていただきました。

驚くほど緻密で正確無比な手作業、躍動感のある豊饒なイメージの乱舞、表現の可能性とは誠に果てしないです。

気が遠くなりそうです。

何らかの力を持った作品に対峙していると、不思議な静寂感に包まれたり、反対に音楽が聴こえてくるような感覚になったりするものなのですね。


日本イラストレーター協会 理事長 蟹江 隆広

出品者数179人、出品作品総点数252点、昨年と比較するとだいぶ減りました。

これは昨年が大変狭き門になってしまったからだと思われます。

なので今年はまた広き門になりました。

179人中52人が入選でしたから、約29%の入選率です。

今年は審査員一人あたりの持ちポイント数が増えましたから、各審査員個人の意見がより強く反影されるようになりました。

例えば審査員の一人が10ポイント入れれば、ほぼ入賞が確実だということです。

例年のことですが、1点のみの出品よりも複数出品する方が、その人の世界観が分かりやすく、受賞につながる確率が上がるように感じます。

また出品作品がポイントを稼いでくれますから、1点の出品より2点の出品の方がポイントをより多く稼げる可能性が高いということです。

出品した作品に対するポイント数を作家ごとに合計して、そのポイント数で決まります。

応募できる作品のサイズが少し小さくなり、取り扱いが楽になりましたが、中にはまだ何重にもぐるぐる巻きにしたような作品もあり、取り出すだけで一苦労します。

こちらの手間ひまも考えて、簡易包装にして頂けるとありがたいです。

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